2005年05月15日

映倫、ソフ倫、ビデ倫

アダルトゲーム千点押収 少女監禁事件の小林容疑者宅

 警視庁に監禁の疑いで逮捕された小林泰剛容疑者(24)の札幌市中央区の自宅から、アダルトゲームソフト約1000点が押収されていたことがわかった。警視庁の捜索で鎖やセーラー服なども見つかったという。
 捜査1課の調べでは、押収されたゲームソフトは女性に暴行をふるったり、監禁したりする内容が多い。うつ病と神経症に関する本なども見つかったという。
 小林容疑者は03年8月に札幌地裁で傷害などの罪で有罪判決を受けた事件でも、アダルトゲームに興じる中で、女性を意のままに操って自己満足を得ることを企てた、と指摘されていた。


 何か、記事の最後の文章に関してはいつものことなので「阿呆くさ…」としか思えないんですけれども、こういう事件で「ゲームの悪影響でしょう」とか言い出すことについて、別の意図を想像してしまうんですよね。ま、確証も何も無い、ただの私の想像ですが。
 このゲームにしてもそうだし、歴史を見ればその前には、アダルトビデオであるとか、はたまた映画であるとかと、みんな悪影響論が取り沙汰されてきたわけですよね。
 ところが、考えてみれば、今回のアダルトゲーム辺りも、(同人ゲームみたいなものは別として)多くはチェック機関が検閲して「お墨付き」を与えているんですよね。アダルトゲームならば、コンピュータソフトウェア倫理機構(ソフ倫)のお墨付き(?)シールが貼られています。勿論、ビデオであればビデ倫、映画であれば映倫のものがね。何か事件が起きると、まず叩かれるのが作っているメーカーと販売している店になるわけですが、メーカーとしてみればお墨付きを貰ったわけですし、販売店も「OKですよ」と言われたから売っている部分があるわけで、全くチェックとして機能していないチェック機構もまた本来は批判されるべきではないだろうか? と思うわけです。
 で、あまり私も詳しくは無いのですが、よく言われるのが、ビデ倫とかっていうのは、警察OBなどの天下り先で、そういう人達がチェックという名のもの上映されるのをぱっと見て「はい合格」とかやっているという話。これが本当だかどうだかは知りません。
 ただ、これが本当だとすれば、警察だとかが「○○の悪影響」なんていうのは、別の意図が大きいんじゃなかろうか? と考えられるんですよね。つまり、今回なら「アダルトゲームは悪ですよ〜」と宣伝することで、世間の「良識ある」大人の皆さんは、「規制しろ」っていう方向になる。そうすると、当然、チェック機構だとかが権限を大きくなることを期待する。権限を大きく、ということは、それだけ人員だとかも大きくなるわけだから、警察OBなどの天下り先としても大きなものにできる…と。今、官僚の天下りっていうのは、マスコミ辺りが何はともあれ叩いておこうっていう空気が強いですよね。ところが、ゲームとかの新メディア叩きに関しては、マスコミの側に取っても共通の敵なので応援してくれる。ということは、警察だとかの「ゲームの悪影響だろう」みたいなコメントは、堂々と天下りできる場所を確保するための戦略で、犯罪防止とかとは全く別物ではなかろうか? などと思えて仕方がありません。
 とはいえ、殆ど想像だけで書いた文章ですから実際はどうだかわかりませんけどね。




posted by まえとも at 11:08| クアラルンプール ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 事件記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。

小林容疑者のニュースを見ていると、子供時代の環境って大事だなーと思います…
Posted by まゆ at 2005年05月18日 14:24
まゆさん、初めまして。コメントありがとうございます。

私も、環境というのは凄く大切なことだと思います。
ただ、それを口実にした安易な規制であるとかは問題だと思いますし、また、そのような意見と言うのが単なる感情論ではなくて、本当に正しいのかどうかを考えてみるというのもまた大事じゃないかな、と思っています。
Posted by まえとも at 2005年05月18日 19:11
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/3645834

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。