2005年06月22日

「したせい?」「しないせい?」

「人生き返る」「自分不死身」 県内小中学生2割が回答

 兵庫県内の公立小中学生の約二割が「死んだ人は生き返る」「自分はたぶん死なない」などと考え、ゲームやパソコンに接する時間が長い子どもほどその傾向が強いことが、教員や専門家らでつくる「兵庫・生と死を考える会」の調査で分かった。小学校高学年から中学生にかけて自分を肯定する気持ちが低くなり、自殺などへの共感度が高まることも判明。同会は結果を県教委に提供、同教委は児童、生徒に命の大切さを伝える教育プログラムに生かす。(宮本万里子)


 「まえともが記事にするだろうな」と思っていた人、あなたは鋭い(阿呆) 勿論、いちゃもんをつけさせていただきます。
 ま、この手の話題では、以前、長崎県のやった調査が、明かにおかしな選択肢が混じっていたりと問題の多いものだったわけで、兵庫県の場合もあんまり信用できないもんで…。
 で、調査の詳細を知りたいので、調査をした兵庫・生と死を考える会のHPに行ったのですが、詳細は有料でパンフレットを送ります、とのことだったので見ていません。なので質問内容、数字などはわかりません。その上で、話を進めます。
 まず、これはいつも通りの確認事項ではあるのですが、分母・分子などを考える必要があります。仮に「3時間以上ゲームをする人」の中で「死んでも生き返る」と回答した人が2割いたとしても、「3時間以上ゲームをする人」が5人だったらどうでしょう? 殆ど信憑性はないと思います。具体的な数字を出さずに言われているのは、こういうことがあるので信用できません。
 と、その上で、もう1つ思ったのが、「長時間のパソコン・ゲームが生死感を希薄化させる」というような見出しになっているのですが、これは逆も考えられないだろうか? という点です。統計学的にも信頼できる数で「PC・ゲームを長くやっている人ほど、生死感が希薄」となったとします。しかし、これを逆に見ることもできないでしょうか? この調査では「3時間以上」がキーワードになっているわけですけれども、「3時間以上PCやゲームをやっている」ということは、言いかえれば「3時間以上、PCやゲーム以外をしていない」ということでもあります。「PCやゲームの影響で生死感が希薄になる」というのと同じように、「PCやゲームをすることで行えなかった何かの影響で、生死感が育つ」という可能性もあるのではなかろうか、というわけです。まさか、PCやゲームをしていない人が、その時間、ぼーっと何もしないでいる、ということはないでしょう。質問事項の具体的内容はわからないのですが、選択肢方式では具体的な生活パターンの全てが判明するとは思えません。そうすると、逆パターンも考えられるように思えてならないのです。

 ええ、かなり強引な理論展開なのは自覚していますよ。




posted by まえとも at 23:17| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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